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あなたの街のEV・PHV

チラシ

あなたの街のEV・PHV ファミリーマート(全国)

全国680店舗に設置
「充電プラスオン」が集客の切り札に

段階的に充電設備の設置を進めてきたファミリーマートは、2014年度、新たに500店舗への導入目標を掲げ、それを超える設置を達成。
全国規模の充電ネットワークを構築した。

国内に11000店を超える(2015年4月末現在)店舗網を持つファミリーマートでは、24時間利用が可能で、10台以上の駐車スペースを持つ店舗のなかから充電設備を設置する店舗を選定。ファミリーマートで充電しながら日本縦断できるネットワーク構築を目指している。


全国縦断可能な充電ネットワーク構築を目指す

三芳藤久保店は交通量の多い道路に面し、移動途中の自動車での来店客が多い。充電中には人気の挽きたてコーヒーを購入してイートインで休憩するなど、思い思いのスタイルで過ごしている。

コンビニのメリット生かす
気軽で自由な充電時間活用

  低炭素化社会への貢献とEV・PHVユーザーの来店機会増加による集客を狙い、ファミリーマートでは2011年からEV・PHV用充電設備の導入を進めてきた。充電設備に対する国の補助金がスタートしてからは、さらに大規模な導入を検討。14年度1年間で500店舗への新規導入を目指し、15年3月には全国47都道府県を網羅する、累計680店舗への急速充電器設置を達成した。
  「気軽に立ち寄れ、自由に時間を使えるコンビニならではのメリットを生かし、充電プラスオンで、イートインや車内での飲食、買い物、休憩などに店舗を有効活用していただけたらと考えています。

  設置店舗は全国の店舗から募集し、移動中の充電に都合がいい、高速道路のインターチェンジ近辺、幹線道路、観光地近辺を中心に選定しました」(ファミリーマート 新業態・サービス部 渡邊氏)

充電利用者増加のためには
設置店舗の認知アップが鍵

  充電設備設置店舗の認知が進むにつれ、充電目的の来店客は月ごとに増加。利用数データは未公表だが、利用者が多い店舗では1日に7、8回の利用があるという。
  「1度ご利用いただくと、リピーターとして再来店してくださるお客様も多く、“自宅近くにも設置してほしい”“もっと設置数を増やしてほしい”という声も多くいただいています。

充電設備は、NCSカードの会員であれば誰でも利用可能。会員でない場合も充電器に表示された手順に従ってその場でも会員登録ができる。

充電設備の運用は運用会社が行っているため、課金やメンテナンスなどの店舗の負担はなく、フランチャイズ店舗でも安心して導入できる。

  EVユーザーのお客様増加のためには“ファミリーマートに行けば充電できる”という認知アップが最大のポイントとなります。今後もお客様向けキャンペーンやEVユーザーイベントへの協賛などの広報活動を積極的に実施し、さらに利用を促進していきたいと考えています」(渡邊氏)
  日本全国どこへでも快適に、環境にやさしく移動できるコンビニエンスストアによるEV・PHV充電インフラネットワーク。その構築に期待したい。

Check Point

ファミリーマート
三芳藤久保店

【住所】埼玉県入間郡三芳町大字藤久保581-12【充電器設置場所】店舗駐車場
【充電器タイプ】急速充電器1台【充電料金】利用会員カードの会員料金【利用可能時間】24時間

※PHVの中には、一部急速充電器に対応していない車種もある。

※原稿は2015年5月19日に取材した内容を元に作成。