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次世代自動車用語集 か行・用語解説

次世代自動車の関連用語について解説します。

回生ブレーキ
ブレーキ操作とともに、モーターを発電機として作動させ電気エネルギーに変換して回収する仕組み。回収した電気エネルギーは一般的にバッテリーに充電され、電力として再利用することでエネルギー効率が向上する。
外部給電器(V2L)
電気自動車・プラグインハイブリッド自動車・燃料電池自動車から電力を取り出す可搬型の装置である。「災害時に電気自動車や燃料電池自動車の外部給電機能の活用を促進することによるレジリエンス※の向上を図ること」を目的として、2019年より「外部給電器」の購入者(地方公共団体・法人・その他団体等)に補助金が開始。
※レジリエンス:回復力、復元力。ここでは「災害対応力」を意味する。
環境会計
事業活動における環境保全のためのコストとその活動により得られた効果について、可能な限り定量的に測定し、伝達する仕組みのこと。
キャパシター
電気エネルギーを蓄えたり放出したりする装置で、コンデンサーの一種。
電池のような化学反応ではなく電気を電気のままエネルギーとして蓄えるのが特徴。
急速充電器
電気自動車用の充電設備であり、一般的に30分程度で約80%まで充電可能。(関連用語:CHAdeMO)
クリーンエネルギー自動車
石油以外の資源を燃料に使うことによって、既存のガソリンやディーゼル車より窒素化合物や二酸化炭素などの排出量を少なくした自動車のこと。電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、クリーンディーゼル自動車、燃料電池自動車などがある。
クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金
クリーンエネルギー自動車等の導入を行う者に対して、補助金を交付する事業であり、電気自動車等の車両に対する補助。
クリーンディーゼル自動車(CDV)
平成22年排出ガス規制の基準を満たす、NOx、PM排出量の極めて少ないディーゼル車のこと。平成22年排出ガス規制は、欧米の規制レベルと同等の世界最高水準の規制であり、乗用車についてはガソリン車とほぼ同等の厳しい基準となっている。CDV(Clean diesel vehicle)とも呼ばれる。
原動機付き四輪車
全長2.5m以下、全幅1.3m以下、全高2.0m以下、総排気量50cc(又は定格出力0.6kW)以下の原動機を有する四輪自動車のこと。乗車定員は1名、法定速度は60km/h、ヘルメット着用義務はないが、運転には普通免許が必要となる。
コンダクティブ充電器
金属接点によりエネルギーの伝達を行う充電器。充電方式として、現在主流となっている方法。(関連用語:インダクティブ充電器)
コンバーター
交流電力から直流電力を電気的に生成する電源回路のこと。自動車用に搭載されるコンバーターの役割は、交流の充電設備からの充電、あるいはモーターで発電した電気を、車載バッテリーに充電する際、交流(AC)電流を直流(DC)電流に変換すること。
コンボ規格
直流による急速充電と交流による普通充電を一体化している規格。
交流電力量消費率
電気自動車(EV)が、1km走行するために必要な電力量。(単位【Wh/km】)