Home > 次世代自動車基礎知識 > 次世代自動車用語集 > あ行・用語解説

次世代自動車用語集 あ行・用語解説

次世代自動車の関連用語について解説します。

アイドリングストップ
長い信号待ちなどの駐停車時に、無用なアイドリングをせず、エンジンを停止させること。無駄なガソリン消費やCO2の発生が抑えられ、省燃費効果があるため、自動アイドリングストップ機能を備えた自動車が普及しつつある。
インダクティブ充電器
電磁誘導によりエネルギーの伝達を行う充電器。金属接点を持たず取扱いが容易といった特徴があるが、専用の充電器が必要となるため、普通充電方式としては現在あまり使われていない。(関連用語:コンダクティブ充電器)
インバーター
直流電力から交流電力を電気的に生成する電源回路のこと。自動車用に搭載されるインバーターの役割は、バッテリーからの直流(DC)電流を交流(AC)電流に変換し、交流モーターを駆動すること。
インホイールモーター
ホイール内にモーターを組み込んで駆動する仕組み。駆動力がホイールへほぼ直接伝達されるため、ギヤや駆動軸などによるエネルギー損失がなく、省スペースの点でも優位性があるが、重量やサイズの制約に加え、ホイールに近い位置に設置されるため振動、熱、浸水等に対する耐久性の確保といった課題もある。
AFV(代替燃料車)
Alternative Fuel Vehicle:代替燃料を使用して走行するクルマをいう。電気自動車、ハイブリッド自動車、天然ガス自動車などのいわゆる低公害車に加えてプロパンガス車などが実用化されている。
NEDCモード
欧州における乗用車等(軽量車)の排出ガスや燃費評価に用いる新しいテスト・サイクルで、「NEDC(New European Driving Cycle)」と呼ばれ、1992年のEuro(MVEG)1以降に採用されたが、クルマの性能及び環境変化等に伴い、実燃費に近い数値とされる「WLTP」に移行された。
当サイトでは、「NEDC:新欧州ドライビングサイクル」と表記している。(関連用語:WLTPモード)
SOC(充電レベル)
State-Of-Charge:充電状態、充電レベルのこと
SPM(浮遊粒子状物質)
浮遊粒子状物質のこと。日本では粒径10μm以下(マイクロメートル:1μm=100万分の1m、ミクロンとも)の粒子について環境基準が定められている。
エコカー減税
電気自動車やプラグインハイブリッド車などの「次世代自動車」や「国土交通省が定める排出ガスと燃費の基準をクリアした自動車」に対して、購入時にかかる「自動車取得税」、購入時と車検時にかかる「自動車重量税」を優遇する措置のこと。
エコドライブ
定速走行やアイドリングストップなど燃料消費量が少なくなるような運転方法であり、エコドライブ普及推進協議会がエコドライブ10のすすめを出し、普及活動を行っている。
エミッション
自動車からの排気ガスなど大気中に排出される大気汚染物質のこと。