CEV試乗会に試乗車として初めて登場した燃料電池自動車『MIRAI』をはじめ、計10車種が勢ぞろい。家族連れを中心に幅広い年齢層の方が訪れ、クリーンエネルギー自動車の魅力を体感いただきました。
CEV試乗会に試乗車として初めて登場した燃料電池自動車『MIRAI』をはじめ、計10車種が勢ぞろい。家族連れを中心に幅広い年齢層の方が訪れ、クリーンエネルギー自動車の魅力を体感いただきました。
2月6日(土)に香川県高松市で開催した試乗会の様子をご紹介します。
会場には燃料電池自動車『MIRAI』など、6メーカー・7車種のクリーンエネルギー自動車が登場。試乗の際はディーラーの方が同乗し、「丁寧でしっかりとした説明が聞けて分かりやすかった」という声も多数ありました。なかには何台も乗り比べて購入を検討する方も。サイコロゲームによる抽選会や、香川県の大人気ゆるキャラ「うどんの妖精♪さぬどん」と遊ぶ子どもたちの姿も見られ、多くの参加者で賑わいました。
試乗された方のご感想とメーカー・ディーラーの声を、車種ごとにご紹介します。
効率的な駆動切り替えで燃費向上。走行も滑らか乗り心地をはじめ、クリーンエネルギー自動車とガソリン車との違いを確かめたいと思い試乗。今回乗ったプリウスPHVは、運転の状況によって電気走行とガソリン走行が効率的に切り替わることで、燃費性能を高めていることを知りました。現在私が乗っているクルマよりずっと静かで、走行が滑らかでした。次にクルマを購入する際は、ぜひ検討したいと思います。
ガソリン車よりずっと静かで振動もなく、まるで家のソファーに座っている感覚でした。加速もスムーズ。風景までいつも走っている感じとは違ってみえました。5年後10年後にはこういったクルマが普通になっていくのかと、時代の進化を体感できて良かったです。今後、水素ステーションが全国的に普及し、燃料電池自動車をもっと身近な存在に感じたいですね。
MIRAIは1回3分の充填で約650キロ走行し、排出物は水のみという、究極のエコカーです。エンジンはなく、燃料電池や水素タンクなどの重量物をシートの中心床下に配置しているため、安定感のある走りが可能。加速も滑らかで振動やノイズが少ないため、環境性能だけでなく、走りの楽しさも味わっていただけます。トヨタがこれからの100年を見据えた、未来に貢献するクルマです。
クルマを買い替えるにあたり、次は環境性能も高いものが良いと考えていたところ、HPで試乗会のことを知り参加。電気自動車は静かな分、パワーが少ないと思っていたのですが、加速力があり、走りも安定していて運転が楽しかったです。ガソリン車のような細かい振動もなく、とても静かなので車内の会話もしやすい。ぜひクルマ購入の選択肢のひとつにしたいと思います。
エンジンを搭載せず走行時に化石燃料を一切使わない、「100%電気」で動く非常にクリーンなクルマです。また加速力があるうえ、静粛性に優れているのも特長。窓を開けた時に周りの音や自然を感じながら、リビングのような空間でリラックスした気分で乗っていただけると思います。今後は自動運転化にも力を入れ、クリーンでより安心・安全なクルマを推進していきます。
私は走りが好きなので、燃費や環境面以外の、乗り心地や走りをガソリン車と比較したいと思い、試乗会に来ました。試乗して感じたガソリン車との大きな違いは、とにかく力強いところですね。ディーゼルはトルク*1が太いため、走り出しが本当に滑らか。加速力もあり、これだけ大きなクルマなのにハンドルを切る時も安定感があり、シフトショック*2を全く感じないくらいスムーズでした。
*1トルク:クルマのタイヤを回すための瞬間的な力。大きければ大きいほど走りだし(加速)が良くなる。力強く加速するクルマを「トルクが太い」「トルクが大きい」などと評す。
*2シフトショック:ギアの変速時に起こる振動(ショック)のこと。
パワフルなディーゼルエンジンはトルクがある分、街乗りや坂道での走りが非常にラク。アクセルを踏み込まなくてもスムーズに加速するため、運転しやすいと思います。静粛性に優れ、振動も少ないため、まずはそれをご体感ください。CO2排出量がガソリン車より3割ほど少ないうえ、燃料が軽油で維持費が安いことも特長。軽油は家庭で200リットルまで規制なしで備蓄可能なため、災害時にも活躍できます。
以前からクリーンエネルギー自動車には興味があったのですが、ディーラーに行って試乗するとどうしても商談になってしまうため、こんな機会を待っていました。何台か試乗しましたが、特に静かな車内とガソリン車にはない強力な走りにびっくりしました。電車のようなスーッと静かな加速も印象的。今までのクルマにはないさまざまな機能など、全く新しい乗り物に乗っている感覚でしたね。
2000ccのエンジンが搭載されており、電気が減ってくると自動的にエンジンで発電をして、いつまでも電気のスムーズな走りを楽しんでいただけるのが特長です。電気ならではの静粛性と加速感を体感して欲しいですね。また、クルマの電気を活用することも可能。キャンプ等の時に車内のコンセントで家庭用電化製品を使っていただくなど、新しいカタチでレジャーを楽しんでいただくことができるクルマだと思います。
「ディーゼルはうるさい」というイメージがあったのですが、思ったより静かで力強く、走りのパフォーマンスが抜群でした。広い道路に入る時に加速がスムーズだったのも印象的。乗り心地もとても良く、「悪い点は見当たらない」と思ったほどです。今日はとても良い機会でした。次にクルマを買い替える時は、クリーンディーゼル自動車を中心に検討していこうかと思っています。
BMW523dは、世界中のミドルクラスの中で各メーカーに目標とされるラグジュアリー性とスポーツ性を兼ね備えた「5シリーズ」のクリーンディーゼル車。BMWが掲げる「駆け抜ける歓び、運転する楽しさ」というスローガンのもと、低燃費とパワフルなパフォーマンスという、相反するものを両立させたクルマです。ぜひハンドルを握り、走る楽しさを実感してください。
クリーンエネルギー自動車に興味があったのでイベントに参加しました。クリーンエネルギー自動車には「静かだけどゆっくり走りそう」というイメージを持っていましたが、実際乗ってみると加速力があり、とても運転しやすかったです。ハンドルのふらつきもなく、ガソリン車よりもずっと静かで快適でした。今後はこういったクルマも選択肢のひとつとして検討したいと思います。
スポーティーな走りを追求したプラグインハイブリッド車です。ゴルフGTEは電気モーターだけで走行する「Eモード」、エンジンと電気モーターを効率的に駆動させる「HVモード」、そしてエンジン+電気モーターでパワフルな加速を体感できる「GTEモード」の3つのモードを搭載。好きな時にモード変換が可能です。今後は他の車種でもGTEをラインナップさせていく予定ですので、そちらもご期待ください。
テレビやインターネットで得た情報を通じて参加された方も多かった今回の試乗会。参加者の6割以上が試乗前から既に購入意欲があり、これまでのCEV試乗会と比べてクリーンエネルギー自動車の購入意欲の高い方が集まりました。
ガソリン車との違いとして「静かさ」「加速性」を体感した方が多く、「クリーンエネルギー自動車のイメージが変わった」 という声が多く寄せられました。
アイドリング時や加速時における無音など、「静かさ」と回答した方が8割超。なかでも静粛性の向上が近年めざましいCDV(クリーンディーゼル自動車)で強く感じたという声も目立ちました。加速力や振動の低さといった“走り”の面も高評価でした。
一度にさまざまな車種を乗り比べた方も多く、ディーラーの方からの丁寧な説明でクリーンエネルギー自動車への理解が深まったという声が集まりました。試乗会に初登場したMIRAIも好評で、今後の試乗会開催を期待している方もいらっしゃいました。
EVとハイブリッド走行の技術が融合したクルマ
充電した電気を使うEVと、エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドの技術が融合した、先進的なシステムを搭載。EVモードにした時の加速やハンドリングは、従来のガソリン車と遜色ない走行が可能ですので、ぜひご体感ください。環境への貢献だけでなく、ITやテレマティクス*の力をフル活用してクルマと人、社会全体にイノベーションを起こす可能性も秘めた一台です。
*テレマティクス:「自動車のIT化」といわれるもので、自動車などの移動体に通信システムを組み合わせて、リアル タイムに情報サービスを提供すること。