日本では、「2035年までに乗用車新車販売で電動車※
100%」という目標の実現に向け、官民一体となって取り組んでいます。公共用充電スタンドについても2030年までに大幅に増強するという目標数が示されています。
※電動車とは「電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)、ハイブリッド自動車(HEV)、燃料電池自動車(FCV)」を指します。
脱炭素化を加速するため、環境性能に優れたEV・PHVのさらなる普及が求められています。販売比率を2030年に20〜30%までに引き上げるという目標*も示されています。
*「次世代自動車戦略2010」2030年目標
EV・PHVの普及には、充電インフラの普及が鍵となります。今後もEV・PHVの普及拡大に合わせ、日本全国どこでも充電のストレスなく走行できるよう、より多くの充電インフラが必要になっていきます。21年度末で約3万基ある充電設備を2030年までに15万基に増やすため、国も補助制度で後押しし、充電インフラの整備を進めていきます。
自宅・会社や外出時目的地での長時間駐車時に適した普通充電、長距離移動の休憩時等に継ぎ足し充電できる急速充電、それぞれの特徴にあった様々なシーンで設置拡大中!
自宅やレジャー施設、ホテルなど長時間の駐車が想定される場所で用いられる充電器です。
コンビニや高速道路のSA・PAなど、短時間の充電が求められる場所への設置を想定した充電器です。
詳細、最新の情報は次世代自動車振興センターHPをご覧ください。補助申請額が予算額に達した場合、受付は終了となります。
主な例
マンションやアパートに、EV・PHVの充電設備の設置がおすすめです。
日本では2035年までに「乗用車新車販売の100%を電動車に」という目標があり、この先EV・PHVが大幅に増えてくる見込みです。
そのため、マンション等の利便性や資産価値向上のためにEV・PHVの充電設備を設置するマンション等が急増しています。
個別の駐車スペースに充電設備を設置し、駐車中に充電できます。アプリを使って、充電をコントロールできるシステムも導入できます。
利用者ごとに課金・料金徴収ができるシステムを利用すれば、設置方法の形式を問わず、電気代等の利用者負担も可能です。
共用スペースなどに充電設備を設置し、複数の人で順番に利用していきます。専用スペースの用意が、必要になります。
集合住宅とは別に、充電設備のみの電気契約も可能です。
電力料金は、基本料金と電力使用量に基づく従量料金の合計額となります。 基本料金は、過去1年間で最も値が高かった月のデマンド値に基づいて算出されることが多く、高出力な充電器を設置した場合、設置前に比べて基本料金が高くなる可能性があります。充電器の導入前には、ご契約されている電力会社等とご相談いただくことをお勧めします。
※ 30分単位における平均使用電力 (kW)
多くの方に補助金を利用をいただいており、国の補助金「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」で、EV・PHV用充電設備導入のための補助金が、昨年度の約3倍である約175億円に増やされました。ぜひこのタイミングにご活用ください!
CHECK!
詳細検討時にはマンション計画修繕施工協会発行「既存の分譲マンションへの 電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHEV) 充電設備導入マニュアル (2021 年 4 月電気事業法改正対応版) 」をご覧ください。
実際に充電設備を活用している様々な事例を紹介いたします。(外部リンク)
※出典:EVsmartBlog *情報は掲載日時点のものとなります。
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電力料金は、基本料金と電力使用量に基づく従量料金の合計額となります。 基本料金は、過去1年間で最も値が高かった月のデマンド値に基づいて算出されることが多く、高出力な充電器を設置した場合、設置前に比べて基本料金が高くなる可能性があります。充電器の導入前には、ご契約されている電力会社等とご相談いただくことをお勧めします。
※ 30分単位における平均使用電力 (kW)